記者がいなくなる日
今の世の中で、何が「権威」なんでしょうね。
人間の記者は不要?--記事をコンピュータで生成する米金融データ会社
金融データ企業であるThomson Financialの関係者によれば、同社の経済記事の一部は、コンピュータが生成しているという。この動きの背景として同社では、金融ニュースでは株式売買のために迅速な情報提供が常に要求されていること、世界中の企業が自動化を志向していることを挙げている。そのため、企業の決算が発表されると、0.3秒後にはコンピュータが決算発表の記事を完成させるという。
Google Newsが出たときにも、「既存のメディアを妨害している」とかなんとかの騒ぎがあった訳で。結局のところ既存のメディアの強みって「情報を占有していた」ってとこだけだと思うんですけど。
ところが、インターネットの出現によって、極論を言ってしまえば、新聞社、テレビ局がなくたって、情報が回り始めてしまってる訳で。そういう現状を認識しないで、昔のままの広告ビジネス、昔のままのプッシュ型の情報配信。もう、そんなの古いんですよーだ。皆が知りたいのはセンセーショナルになるようにバイアスが掛かったニュースでもなければ、多くの人の目に触れているニュースでもないんですよーだ。って、口調がおかしくなっていますね。。
その人その人、それぞれが嗜好を持っていて、興味の範囲も違えば、視点も違う。だったら、それに即したニュースを手に入れられるのがハッピーですよね。それに答えつつあるのが、個人的にはConsumer Generated Media(CGM)だと思ってます。
どこぞのセミナーでも、「Google Newsによって、既存メディアの広告収入が減って、結果として良質なニュースがなくなるのでは」って質問が出てましたが。そもそも既存メディアのニュースが良質なんですか?と子一時間問いつめたくなったのは内緒です。記者クラブで聞いてきた事を映してるだけじゃんってのは言い過ぎですかね。
要は頑張れCGM!既存メディアを打ち倒すその日まで!ってことです。僕も頑張ろうっと。