ペルソナと言っても
ゲームの名前でもなければ、顧客を想定する際のペルソナでもないです。後者はちょっと近いかもですけど。
![]() | ペルソナの法則―イメージ・マーケティングでビジネスに成功する法 デレック・L. アームストロング、カムワイユー 他 (1997/05) 東急エージェンシー出版部 この商品の詳細を見る |
いわゆる企業イメージとしてのペルソナ(仮面)です。と言っても、マイナスなイメージではなく、如何にそのペルソナを確立するか。そこがターゲットです。とは言え、対象が経営者と言う訳ではなく、それは社員であっても、個人であっても適用される話です。結局のところ、他の人から企業、人が見られた時に、どのようなイメージを与えるのかと言う点では共通しているのですから。
この本、いろんな項目が列挙されています。ある種分かりやすいですけど。例えば「究極のペルソナ」。
- 皇帝型ペルソナ
- ヒーロー型ペルソナ
- エキスパート型ペルソナ
- 仲間型ペルソナ
- 親愛型ペルソナ
これは、別段このペルソナを目指せと言っている訳ではなく、あくまでサンプルケースだそうです。
他には、8つのペルソナ・ファクター、最後には88のペルソナ原則まで。
各節では、具体的な事例をストーリー仕立てで説明されていたり、結構理解しやすいです。実践できるかどうかは別ですが。。
しかし、ナイキのあのマーク「スウッシュ」って言うんですね。知りませんでした。
と、何気に心に残ったのは88のペルソナ原則の75「細やかさの原則」でした。
太い筆で描かないこと。あなた自身のペルソナ計画、そして顧客向けのすべての計画はきめ細かく描かれるべきだ。1人の礼儀知らずの社員、待たされた1人の客、忘れてしまった返事の電話、約束の時間に遅れてしまう、このようなことは取引やプロモーションを駄目にしてしまう小さな一筆である。
確かにそうですよね。肝に銘じます。
個人的には、これはこれでlifehacksに通ずるところがあると感じています。自分の人生を実りあるものにするためなら、自分のペルソナを磨き、それを活用すると言った感じで。
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