確かに
ソフトウェア特許をうんうん考えている時ほど「自分のこのアクティビティにいかほどの意味があるのかしら」と、ふと思ってしまうことはしばしば。
「ソフトウェアパテントは必要悪」論
誤解している人が多いのだが、特許法も著作権法も、目的は「発明者や著作者の権利を守る」ことではない。目的は、「発明や創作活動への投資をうながす」ことにある。そういった法律が、「発明者や著作者の権利を"ある程度"守る」ように書かれているのは、それによる金銭的なメリットを与えることにより、人的・金銭的投資を促すことにあるのだ。
産業を促進するための特許制度のはずが、それを利用する人々は今や「参入障壁を築け!」とか「ノルマ達成!」とか、まったくあさっての方向に行ってしまっているような気がしなくもありません。
例の一太郎裁判の時に気づいた人も多いと思うが、日本と米国は、「優秀なソフトウェアエンジニアであれば、誰でも思いつきそうなアイデア」をパテントとして認め過ぎである。そんな「誰でも思いつきそうなアイデア」をパテントとして認めてしまうから、あんな事件が起こってしまうのだ。
ホント、「こんなん特許なの?」ってのが、特許調査しているとゴロゴロ出てきますものね。
もう、いっそのことソフトウェア特許なんて無し!ってなってくれても良いくらいなのに。って、これは愚痴ですね。でも、今イチ存在意義が分からないんですよね。今の特許制度自体。
スポンサーサイト
今感じていること@2006/11/21 23:07
Tweet
| 0 comments | 0 trackbacks
| ↑